私たち外来スタッフは、患者様の状況をいち早く知るためスタッフ間での連携を密にとり診察がスムーズに行えるよう努力しています。

また、目配り、気配りを常に忘れず笑顔で患者様の気持ちに寄り添い看護する事を心がけています。地域医療として訪問診療も行っていますのでお気軽に私たちにご相談ください。

　当病棟では急性期から慢性期の状態にある患者様が入院され治療をされています。病気も一つの病気ではなく複数の病気を持たれ治療されている患者様が多く、病気の状態により人工呼吸器を必要とされている方、酸素吸入の必要な方､食事が経口より摂取できない方、痰の吸引が必要な方、リハビリの必要な方と治療はさまざまですが患者様お一人お一人に最適な治療ができるよう医師、薬剤師、栄養士、理学療法士、看護師、看護補助者が連携して治療、看護、介護をさせて頂いております。

また、退院されて継続的に治療、看護、介護がうけられるよう地域との連携をとり安心して在宅療養ができるよう支援させて頂きます。

　療養病棟に入院されている患者様は状態が安定し、急性期の治療は既に必要はないものの在宅に戻るには医療依存度の高い患者様です。治療、療養上の管理、看護など医学的管理のもとで介護サービスや日常生活支援などの提供を行っています。病棟もゆとりある設計で、患者様とご家族の方のゆっくりとした時間を過ごしていただくために談話室も兼ね備えています。

また安全で快適な入院生活を送っていただくために転倒、転落の危険性について機能障害の程度や活動状況の評価を行い長期療養に適した環境づくりとケアに重点を置いています。清潔ケアの援助として、患者様の身体状態や一般状態を考慮し機械浴、介助入浴、シャワー浴、清拭の援助を提供しています。

機械浴では寝たままの状態で入浴していただき、適度に圧のかかったシャワーにて全身の血行を良くし、硬くなった関節が柔らかくなるように援助しています。

病室での出張散髪も行っています。（要予約）排泄援助ではできるだけ自立を目標に援助を行い、オムツを使用される患者様には当院のオムツを使用いただいていますが、患者様の状態にあわせてオムツの使い方を工夫し、できる限り自己負担の軽減に努めています。また規則正しい時間毎の体位交換を行い褥瘡予防とリハビリ室との連携を強化し廃用症候群の予防につとめています。